小さな「いのち」の誕生を見守りつづけて約30年、わたしたちの数多くの経験と実績は超音波診断装置に活かされています。主力シリーズである「ソノビスタ」は、高解像度で鮮明な画像の経腟プローブを実現すると共に、充実した周産期管理機能を備え、効率的なワークフローをサポートしています。また、シーメンスの最先端技術をベースにした「アキュソン アンタレス」は、高精細な画像はもとより先進の技術を用いた3次元画像表示やパノラマ表示も充実し、さらなる診断の可能性を広げています。わたしたちはこれからも臨床ニーズに合致した商品開発を進め、超音波診断装置の世界に新たなソリューションを提案してまいります。
「今までにない世界最高の超音波装置を作りたい」。 ひとりの若い技術者が数名の仲間とともに、ハイテク産業の集まる米国シリコンバレーでアキュソン社を創設しました。1982年のことです。翌年発売された製品の優れた性能と画質は当時の常識を覆し、瞬く間に世界屈指の超音波専業メーカーに発展。とくにプレミアム装置「アキュソン セコイア」は、米国の高級機市場において最多の販売台数*1を誇ります。アキュソン社は、トータルモダリティをめざしてシーメンス社と統合しましたが、高級超音波診断装置の代名詞である「アキュソン」ブランドは、今でも世界のシーメンスの主力製品です。
*1:2004年度実績
産科婦人科領域では子宮内病変の観察に従来のファイバースコープの他に、CCD(Charged Coupled Device)により高精細な画像が得られ、精度の高い病変の診断を容易にする「ビデオヒステロスコープ」を扱っています。ビリルビン定量検査装置「ビルメータ」は、新生児黄疸の度合いをいち早く診断し、その経過を的確に把握するための有用な手でき、手軽で迅速に検査できます。
人類がレーザーの発振に成功してから12年後の1972年、わたしたちはいち早くレーザーの有用性に着目し、1980年には国産初の炭酸ガスレーザー手術装置を世に送り出しました。生体に非接触で切開・凝固・蒸散が行え出血が少ないレーザー手術装置は、外科手術に多大な貢献を果たしてきました。以来、一貫して医用レーザー装置の開発に携わり、現在では、患者さんの筋肉・関節などの疼痛を和らげる半導体レーザ治療器を手がけています。わたしたちはレーザー活用の先駆者として、これからもより有効なレーザー利用法を模索し、医療の発展に貢献してまいります。



