半導体レーザーが痛みの治療に応用され始めておよそ20年が経過しました。
麻酔科、整形外科などにおける疼痛緩解を目的としたレーザー治療は “痛みを伴わない痛みの治療”として各種の慢性疼痛疾患に使用されています。
レーザー光のエネルギーにより組織の切開・焼灼を行う高出力レーザー(レーザーメス)と異なり、低出力レーザー治療は生体に熱作用を与えないレベルのレーザー光を照射することで、レーザーの光作用を利用して血行を改善したり、痛みを和らげる治療法です。
痛みを伴わない、非侵襲な治療法として注目されています。

低出力の半導体レーザーには「筋肉・関節の慢性非感染性の炎症による疼痛を緩解」する効果があります。
臨床的には、
・関節痛、打撲、捻挫、リウマチ
・筋性頭痛、三叉神経痛、後頭神経痛
・肩こり、五十肩、背痛、腰痛
などの痛みに応用されています。
その作用機序については未だ不明な点が多いものの光としての作用が生体を正常な状態に戻すことにより痛みを緩解すると考えられています。



